IOL Test Protocol
IOL検査プロトコル
Model eye
携帯用モデルアイとは?
多焦点・連続焦点眼内レンズの 「見え方の違い」を同一条件で比較してお見せします。
眼内レンズは多様なモデルがありますが、資料ごとに比較基準が異なり選択が難しいです。
同じ基準で撮影・整理した結果を提供し理解を助けます。
携帯用モデルアイ画像Mobile model eye Overview
携帯用モデルアイ 概要




背景
白内障手術で老眼を同時に矯正するために多焦点眼内レンズが使用されます。
しかし毎年新モデルが発売される一方、眼科医・患者が選択の
参考にできる客観的な比較資料は十分でない場合が多いです。
大規模臨床は蓄積に時間がかかり、承認目的の小規模研究は
会社主導の研究である可能性があり解釈には注意が必要です。
既存資料の限界
USAF 1951解像力ターゲットや脱焦点曲線データは比較的早く出てきますが、
一部は理想的な条件(例: 白色光ではなく単波長光源、日常の場面ではなく高コントラスト視標)で撮影されており実際の患者経験と異なる場合があります。
このため患者だけでなく臨床医も結果を直感的に理解することが難しい場合があります。
アプローチ
カトリック医大眼科の黄好植教授が開発しSCIE論文に掲載され検証された
携帯可能なモデルアイ(mobile model eye)に販売中の眼内レンズを挿入後、
同一条件で撮影しました。
- 実際の場面 : 遠距離ビル(昼/夜)、夜間道路撮影
- 定量化 : USAF 1951解像力ターゲット
- 距離 : 6mから15cmまで連続的に接近して撮影
これにより遠距離の鮮明度、夜間のにじみ・ハロー・グレア(光のにじみ)、
中・近距離の視野を客観的にお見せします。
比較基準
- 基準(対照群) : Tecnis monofocal IOL (ZCB00)
- 定量化 : USAF 1951解像力ターゲット
- 比較対象 : Eyhance, Symfony, Synergy, Puresee, Vivity, Panoptix, Lisa tri, Gemetric, Intensity, Precizon presbyopic, Precizon Go, Odyssey など
(回折型/屈折型多焦点、連続焦点、焦点深度拡張(EDOF)を含む)
Model Eye Experimental Methods
モデルアイ 実験方法
携帯可能なmobile model eyeを製作し、その中に様々な眼内レンズを挿入した上で昼夜の遠距離の場面(ビル、夜間道路)と解像度視標を撮影しました。
この方法はカトリック医大眼科の黄好植教授が開発しSCIE論文に掲載され検証されており、患者に「実際の見え方」を説明する教育目的にも活用できるよう構成しています。

mobile model eyeに眼内レンズを挿入し、光学系(レンズ/チューブ)を通して
DSLRカメラで記録する撮影システムの概要です。

USAF 1951解像度視標は縦横50 cmの紙に出力し、LED照明2個で約45°から照射しました。
model eyeは視標から6 mから25 cmまで連続的に接近させながら動画で録画しました。
この際、撮影移動がぶれないようレール/ドーリー(移動装置)を使用し、床に距離表示(メジャー/印)を置いて区間を一定に保ちながら記録しました。
同じ光学結果でも、体感は時間とともに 変わる場合があります。
”人は網膜に結ばれた像をそのまま「見る」というより、視神経を通じて伝わった情報を脳で再構成し、鮮明度・コントラスト・にじみを解釈します。

反映できないため「光学的な違い」を示す資料です。
そのため比較は単焦点(基準レンズ)を含め同一条件で
光学的な違いをともに見る方法で理解するのが望ましいです。